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豆本、「伊曽保物語(抄)」の新装版です。

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製本用の黒革に窓をあけて、

なめし革に手作りハンコを捺印

そしてメタルのちっちゃい鍵を飾りました。

革紐で軽く止めてあります。

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読むときは紐をはずします。



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中身。



文学フリマまであと残り10日。

さて何個作れるでしょうか。








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ハンズで美麗なノートを買いました。

装丁フェチにはたまらない珠玉の装いです。

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(表面)



その名もPaperblanks

一見して中世の古い本のような装丁で

革張りかと思うほどの特殊な紙。

模様は刻印されたような凹凸があって

手触りに高級感があり、新品なのにヴィンテージな風格。

大きさは文庫本サイズです。



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(表面 半カバーを開けたところ)



これはカナダの出版社でもあるハートレー&マークス社が

発売しているノート(種々のサイズ、日記帳、

スケジュール帳もあり)で日本には今年7月に上陸した模様。

種類も一杯あって、私が買ったこの一冊は、

アーティストビジョンコレクションのうちの

レンブラントー雲の上の聖母子ー。



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(裏面)



開け閉めがマグネット式になっていて

パタンと閉める感覚も面白い。

中の紙は、上質な中性紙を使っていて、透かしの縦線が

入ってるところも味わい深く、スマイス式糸綴じ製本とかいう

綴じ方で、よくわからないけどかっちょいい。

他の種類では、背表紙が無く、綴じ糸むき出しの

コプト式製本のものもあるようです。



アーティストビジョンコレクションはレンブラントの他に

日本ではフロイト、シェイクスピア、ゴッホ、

モーツァルト、ブロンテがあり、

直筆の文字が刻み込まれた心くすぐるオブジェのような

ノ-トたちです。

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ミラー・ジュエルシリーズの、象嵌細工も

立体的で素晴らしく美しかった。もうちょっとでこっちも

買うところでした。(1580円)

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ネットで調べたら、日本には以下のシリーズが輸入されてるみたい。

(もっとあるかもしれませんが)



アーティストビジョンコレクション

フレンチフローラルコレクション

アンティークレザースタイルコレクション

ローレル・バーチコレクション 

ヒマラヤの神秘

万華鏡の輝き

ジュエル

モスクアート

フレンチシルクの宝物コレクション

グラマラスコレクション            

ティファニーコレクション

ケルズの書



タオ

アンティークマップ

ウィリアム・モリス

真言文字





注目すべきはケルズの書シリーズ。

実物は見てないけれどココで通販されてます。

(デザインは「クオニアム」、「エバンゲリ」、「ユダヤ」、

「ジェネラシオ」の4種類。)

微妙に柄が違うようですが、大きな四人のエバンゲリ画像は

コレ。素晴らしい。伝道師っていう意味なんですね。

アニメ、エバンゲリオンもそういう意味なのかしら。



あと、日本では未輸入ですがこんなのもあるみたい

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豆本作りで一番悩むところは表紙。

このPaperblanksのノートたちは参考になります。

(公式はコチラ
「怪なるブツ」の方へ

中野にある哲学堂公園レポ載せました。

期間限定で建物公開をしてるのです。
引き続き羅列です。

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ボッシュ「五旬節の火曜日焼き菓子を作っているオダンラの台所」町田市立国際版画美術館蔵

 ボッシュの原画は嬉しかったー



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秋吉巒「天使たちの島」個人蔵

 この作家さんは知らなかったのですが

凄かったです。暗色のボッシュでした。素晴らしい。



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河鍋暁斎「暁斎百鬼画談」河鍋暁斎記念美術館蔵

 開いてあったページはこれとはちょと違いましたが

原本に感動。ガラスケース越しに拝見しました。



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葛飾北斎「群盲象をなでる」浦上蒼穹堂蔵

 西洋の博物画の影響加減が面白い。



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伊藤若沖「付喪神図」福岡市博物館蔵

 これは埼玉のみで横須賀にはきませんでした。

くーっ、実物見たかった(><



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キルヒャー「シナ図説」初版1667年町田市立国際版画美術館蔵

 今回一番の興奮はコレ。もう町田に絶対行かなくちゃ!



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小林健二「PSYRADIOX(悲しきラヂオ)」澁澤家蔵

 絵画だけでなく、立体物も数点あって、鉱石ラヂオが

モチーフなんでしょう。青白く光ったノスタルジアが

大変美しく、鉱物ごころを掻き立てられました。

画像は無いですが他にも、合田佐和子「仮面」、

中西夏之「コンパクト・オブジェ」、ダリの犀

雑誌「血と薔薇」2号表紙に使われた、土井典の

貞操帯実物も感動的でした。



 あとはトポールの版画とか(展示されてた

『レ・マゾヒスト』はウチにもあるのが自慢)

ゴヤの「妄」、ギュスターヴ・モロー「出現」

ピカソ「眠る女を愛撫するミノタウロス」

ベルメールの球体関節人形写真、状況劇場のポスター

ボマルツォの写真、サド侯爵の自筆の手紙

などなど、胸きゅんもの盛りだくさんで

巌谷先生にはサインもらっちゃうし

始終取り乱しっぱなしで展覧会を満喫したのでした。








横須賀展では入場券、フライヤーともに

図録の表紙でもある、大きな石像の傍らに佇む

澁澤さんの写真を採用しています。



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ガーゴイル好きとしては、この石像は非常に

気になるところなのですが、展示物にはそれに

言及するものはありません。

今回の展覧会の図録でもあり、巌谷先生言う

ところのもうひとつの美術館でもある

澁澤龍彦幻想美術館(平凡社)の中の

貴重な資料である名鑑

「澁澤龍彦をめぐる260人」

を参照すると、僅かな記述がありました。



「嵐山光三郎『別冊太陽』『太陽』の編集長として

澁澤とつきあい、1971年にイラク、イランなどへの

取材旅行に同行『千夜一夜物語紀行』

『貝殻と頭蓋骨』を書かせた」



イラク、ペルセポリス遺跡 といったキーワードから

画像を探した結果、これに違いありませぬ。

この辺はボマルツォ庭園好きの流れなのかな。



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膨大な展示作品のうち、特に私好みなものを

ネット内から画像を拾ってきていくつか羅列してみます。



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アルチンボルド「ウェイター」ふれあい港館蔵

 300年も前の油絵なのに、もの凄く状態がいい。



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横尾忠則「土方巽舞踏公演」ポスター舞踏創造資源蔵

 土方さんとあんなに仲が良かったとは知らなんだー。

大野一雄氏の舞踏は一度だけ見たことあります(戦慄!)



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金子國義「花咲く乙女たち6」



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四谷シモン「天使-澁澤龍彦に捧ぐ」青木画廊蔵

 少し前の私だったら、金子、シモンといった

青木画廊系アーティストの作品に一番感銘を受けたに

違いないと思うのですが、花咲く乙女たちは他所で

以前にお目にかかってるし、人形展も何度か足を

運んだりしていて、結果一番感動したという

ことはなく、豆本作りの関係からか、自分の興味の

対象が少し変化してることに気づきました。



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池田満寿夫「聖澁澤龍彦の誘惑」澁澤家蔵

中村宏「望遠鏡列車」個人蔵

 池田満寿夫のコラージュ、かっちょいいです。



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初山滋「不思議の国のアリス」個人蔵

 図録にも載っていず、オンラインでも見つから

なかったのですが、このシリーズの「ティーパーティ」の

気違い帽子屋が凄くいい!どっかの本に載ってないかなぁ。



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マックスエルンスト「百頭女」町田市立国際版画美術館蔵

 このシリーズは河出文庫で出てるので

入手しやすく、必携といえましょう。



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エッシャー「めぐりあい」

エッシャーは澁澤さんを知る前から親しんでいた気もします。

大好き。(つづく)









 












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『澁澤龍彦 幻想美術館』展へ行ってきました。

場所は、今年4月に出来たばかりの美しい

横須賀美術館です。

14時からの巌谷先生の講演は、先着70名

ということで、開館前から整理券獲得のために

並びました。展覧会の講演会参加なんて、

私は滅多にしないですが澁澤展ということであれば

話は別格。

気合いれて開館30分前の9時半に到着したの

ですが、既に十人ほどの行列ができていました。



 澁澤龍彦が好んだ古今東西の幻想美術家

約80人、250点にも及ぶ本物の作品を一挙に展示。

かなりなボリュームです。

私が澁澤さんを知ったのは10代の頃。

それから数十年、彼から教わった美意識の

なんと多いことかと改めて感じいり、当時澁澤さんの

著作物を通してしか見れなかった物が、

まさに実物としてこの眼で実際に堪能できたことに

感動しまくりでした。



 こうやって澁澤さんの一生を俯瞰して眺めてみると

巌谷先生もおっしゃってましたが、

澁澤少年が好んだ武井武雄の『お化けアパート』。

この一枚が彼のルーツであるように思えてきます。



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武井武雄『お化けアパート』



 澁澤さんのプライベートには今まで関心が

なかったのでその点で、年代別なステージ分けによる

展示を順番に見ていくことで色々な発見があり、

普段ほとんど読まないキャプションも興味深く

面白く読めました。

ただ、彼の著作物の性質上、どうしてもカタログ的に

ならざるを得ないのか、圧倒的な物量の果てに残る

感慨は浅く、偏ったいちファンとしては、澁澤さんの

もっとフェティッシュな面を深めた展示もあったら

よかったのにと残念に思う部分もありました。



 例えば四谷シモンの美麗な天使像が、天井近くに

据えられて、それはそれで、船首像としての船出の

イメージや天へと昇る飛翔感はあったけれども、

もっと近くでじっくり見たかったということもあるので、

鑑賞用にアンティックな望遠鏡をそばに置いて

使わせるとか(^^;



 例えば、篠山紀信撮影の澁澤家の居間の写真は

有名だけれども、

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その一部をレプリカでいいから

再現しちゃう(ありがちですけれども)とかね。(つづく)


ブログ画面の端っこに、別窓でアニメーションしてる奴を

ブログパーツというらしいのですが、

ちょっと気をひかれたのがあったので

くっつけてみました。

当ブログでは貼り方がよくわかんなかったので

別館の『怪なるブツ』の方へ貼ってみました。

フローラ逍遥をちらっと思いださせる植物画

(とはいえあれほど妖艶な凄味はないけど)で、

花をクリックすると一転して画面に肥沃な土が広がり、

見る見るランダムな花畑になり、

ハチドリや蝶が舞い踊る楽園が展開されるのです。



配信元は広末涼子が一杯泣いてスッキリするCMが

印象的な『からだ巡茶』

この気まぐれは、

渋澤さんが晩年、旅人となって全身で自然を愛し

日記に素朴な野の花のことを書き連ねた

という、きょう講演で聞いたエピソードのせいかもしれない。


 思い立ってから一ヶ月、ようやく

豆本『伊曽保物語(抄)』ができあがりました。



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表紙は、前の『豆キルヒャー(抄)』の色違いと

なってます。

実質、豆本二作目でして、

一冊目の『豆キル...』は、本の体裁をしてる

というだけで嬉しかったものですが

今回は、中身にも気を配り、読んでも楽しめる物を

目指しました。



中身はこんなカンジ

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妹から不規則な余白の見苦しさを指摘され

断ち方の精度を上げるべくもう少し改良する予定。



この期間、他の事に手がつかず

更新も止まってましたが、これで一応形になり

ヒト山越えたので、いつものペースに戻れると

思います。



 きょうは横須賀美術館『渋澤龍彦幻想美術館』展へ

行ってまいりました。かなり楽しみにしていた展示です。

巌谷先生の講演も拝聴してきました。

詳しくはのちほど。












  
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