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DVDで観た。

公開は半月以上前なので旬は過ぎてるが、

そのぶん情報がネット上にいい按配に累積されてる。



前知識無しに観たのだが

とにもかくにも圧倒的パワーで心臓を握りつぶされた。

限界越えた疾走感と闇雲なポジティブさ。

斬新な映像におサイケ風味な脱力感をふりかけつつも

退屈することなく圧倒的に面白い。

現日本アニメ・極左の頂点といっても過言ではないキガスル。



公式はコチラ



DVDの興奮に乗じて、原作(復刻)コミックスを読んでみる。

ロビー西のコミックスにヤられた人たちが、至上の愛を込めて

このアニメを作ったことがよくわかった。

前半なんて忠実に原作をなぞっていて、このアニメが

コミックスのリミックスバージョンであることを正直に提示している。

また、湯浅監督独自の、原作には無い仕掛けの部分も面白い。

導入部と終盤に、過去・未来を描いたカットが縦横無尽に繋いであるのだが

ヒトコマヒトコマ注意深く見ると、騙し絵のように隠された意味が

浮かび上がる仕組みになっている。

最初見たときは読み取れずに流してしまった。

でもそれは、クレヨンしんちゃんの映画「二十世紀大人計画」で

父親ヒロシが、「俺の人生はくだらなくなんかない!」と叫ぶために

みずからの半生をフラッシュバックで思い描いた

私は不覚にも涙してしまったのだが、そういう流しかたなので

それはそれで十分効果的なのだ。



その後、二度三度と見、さらにネット上の書き込みに感銘したりして

そうにちがいない、と思っている、

ある意味ネタバレ部分を以下箇条書きにしてみる。



1.みょんちゃんたちのお母さんは、ヤクザの恋人だった。



一番衝撃的なのがコレ。

元々ヤクザの彼女だったのに、みょんちゃんたちのお父さんが、

若くてまだハゲてない時、ディスコで派手なナンパして

彼女をさらってしまった。そのとき恋敵が乗ってた派手な外車を

ヤクザの兄貴は未だに乗ってる。

そして現在進行形で、お母さんとヤクザが電車に乗って

駆け落ちするかもしれない可能性がある。



2.鯨の中にいたじーさんは、ヤクザの父親



ヤクザの兄貴がしている女物の時計。

これはじーさんが若いころ嫁さんにプレゼントしたもの。

じーさん失踪後、母子家庭で苦労したヤクザが

母亡き後それを形見として身に着ける。

あとタイムボーイの箱をじーさんが持っていたこと。

そしてタイムボーイベルトを脱出のときしめてたこと。



3.じーさんは西くんが好き



原作ではヤンのことが好きなんだけどね。



4、子犬はもともとヤンが世話していた



なんでも不器用に我慢してきたお姉ちゃんのヤン。

みょんがみつけた子犬も、前々からヤンが世話してたことが

子犬の首輪ペンダントを、ヤンがいまだに大事にもってたことから判明



5.リョウはズラ



みょんちゃんと談笑してるときのリョウの額に注目。

点線がソレ。



6.西君が鯨から出たいと思った動機はビデオの延滞料が気になったから



これだけが要因ではないと思うけど。

焼き鳥屋さんのカウンタの下に置いた鞄の中には

レンタルしたエロビデオが入っていて

それを思い出した西君はその延滞料が気になってきた。



その他、また発見したら書き足していこうと思います。

本文章を書くにあたって大いに参考になったページにTBを張らさせてもらいました。

どうもありがとうございます。


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細々したものが好き。



小説でいうなら小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」

アニメでいうなら押井守の「ご先祖様万歳」

工芸品だと根付。

最近の食玩オマケは出来がいいとつい買っちゃう。

膨大な情報量を持ったゴシック建築状のモノに対峙したとき

私は常に細部にとらわれっぱなし。

全体を把握するなんて無理。

それならば。

目をこらしてちまちましたことにこだわりぬこうじゃないか。



ここはそんな趣旨のカテゴリーです。
  
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